今日は、月に一度のパン教室。
先月は、パイプの水漏れでお休みしてしまったので、2ヶ月ぶり。
今月のパン2種は、
いつもの工程に、
ひと手間かけるパンです。
ベーグルと
メロンパン
<ベーグル誕生の言い伝え>
1683年、ポーランドのジョン・ソヴィエスキー王子が、
ウィーンでトルコの侵略者からオーストリア人を守りました。
そこで、ウィーンのユダヤのパン職人が、
感謝の気持ちとして、乗馬好きの王子を喜ばせようと、
馬のあぶみ(オーストリア語でbeugel)の形をした
パンを作ったのが始まり・・・という説が有力だそうです。
ベーグルの製造工程の面白いところは、
第2次醗酵の後、お湯で茹でてから焼くのです。
これには理由がありました。
昔、ユダヤの人はパンを食べるのにも
税金が課せられていたそうです。
そこで、一度茹でることで「これはパンではない」として、
税金がかからないように工夫していたのだそうです。
しっかりとした歯ごたえのベーグルは、
クリームチーズとスモークサーモンをサンドするのが
ニューヨーカー流?
ジャムをつけて食べたりなど、食べ方もさまざまです。
生地自体にジャム、シナモン、野菜を入れたりもします。
リングにする時が楽しいです!
丸くした生地の中央に指を入れて穴をあけ、
そこに双方向から、ひとさし指を入れてクルクル回し
穴を大きく開けていくんです。面白いですよ〜
メロンパンは、
パン生地の上から、ビスケット生地をかぶせて焼くので
二度手間がかかります。
なんでメロンパン?ってずっと疑問でしたが、
ビスケット生地にメロンシロップを入れるのでした!知らなかった〜。
作る工程も楽しい2つのパン。
忘れないうちに、復習しなくちゃ。