黒澤映画が大好きで、
しばしば三船敏郎に変身する侍(夫)と、
永田町の和食レストラン
「黒澤」へ行きました。
黒澤監督のご長男、久雄さんプロデュースのお店です。
黒澤流こだわりの演出は、
「
用心棒」を彷彿させる外観からスタートします。
見覚えのある光景。
東野英治郎さん扮する居酒屋の親爺、権爺が中に居そう…
「
斬った張ったはもう沢山だっ!」って叫んでそう。
そうかと思えば沢村いき雄さん扮する番屋の半助が
「
へい、おさむらい!」って飛び出してきそう…
アップテンポの場面転換と
洒落た台詞の数々が
頭の中でグルグルと蘇ってきます
ひえ〜っ
黒澤組の美術スタッフが内外装を演出されたそうで、
柱の塗り、土壁、照明などは、
まるで映画のスタジオセットです。
隙のないこだわりが随所に現れています。
また、店内には、黒澤監督ゆかりの品や
映画のポスター、監督直筆の絵コンテも展示されていて、
ギャラリーのようでもあります。
こちらは映画「
影武者」で、
武田信玄役の仲代達矢さんが撮影で使用した兜と軍配。
素敵な照明。
メニューは、黒澤家の食卓に上がったものが用意されています。
さすが、
世界の黒澤。
お肉は、鹿児島直送の黒豚・黒牛・薩摩の若軍鶏を
黒澤家の調味料で食します。
私たちが注文したのは、
鉄板焼きのコース「
乱」。
コース名が全て映画のタイトルになっています。
美味しすぎるお肉に侍号泣の夜。キラリ☆