お久しぶりです^^
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震災から1年が経ちました。
これを機に出版された本があります。
『ラジオ福島の300日』
震災時、ライフラインが途絶えると頼りになるのはラジオ。
今回もラジオの重要性が再認識されました。
この本は、福島県で唯一の民放ラジオ局の
ラジオ福島全社員のアンケートとインタビューを元に、
フリーライターの片瀬京子さんが執筆した、
昨年3.11からの1年間を描いた脚色のないノンフィクションです。
大地震発生時、スタジオで何が起こったか、
社員一人一人が、どういう状況だったか、
そして何を思ったのか。
ライフラインが途絶えた状況で、
震災の情報がどのように局へ伝わり報道したのか、
3.11から始まった、
福島県民のためにCMカットで行った350時間余りの連続生放送の様子。
写真にある本の装丁は、
震災翌日、2011年3月12日の朝刊のラジオ欄です。
他の放送局の大半がレギュラー番組を予定しているのに対し、
ラジオ福島の番組表は帯で「震災報道特別番組」となっています。
ツイッター、メール、電話、FAXを通して行った情報のやりとりは、
ラジオ福島がリスナーに寄り添い、
リスナーとの信頼関係を生み、
さらにはリスナー同士の助け合いに発展してゆきました。
私は身内が福島に暮らしていますので、
当時はUSTREAMで放送を聴いていました。
原発事故の恐怖の中も、
正しい事実を伝えていこうという姿勢、
それはただ単に伝えるということだけではなく、
心を感じる温かいものがありました。
その放送に携わったすべての人たちの様子が語られています。
多くの方に読んでいただきたい本です。
そして、、、
被災した人たちは皆、それぞれの人生があり、
報道では伝え切れない真実が他にもまだまだ沢山あると思います。
この本の出版がきっかけとなり、
他の被災地の、脚色されていない事実だけを明確に伝える、
現場の人の話をもとにした事実だけを誠実にと伝える本が
もっと出版されてほしいと思います。