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上海〜旧日本人街を歩く

共同租界(アメリカ、イギリス)のある虹口(ホンキュウ)という地区は、
19世紀から日本人が多く住むようになった場所です。
19世紀末に1000人だった日本人は、
終戦直前には10万人に達したそうです。

ここに多くの日本人が暮らしていたと思うと、感慨深い気持ちになりました。

町並みは〜〜
2階から上だけを見れば、パリみたい。←イメージ
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上海の集合住宅「里弄(リーロン)」は、
通りに門があり、門を入ると路地があり左右に集合住宅が建っています。
建物はつながっているけれど入り口は別。
今で言う、テラスハウスみたいな造りです。

この写真の左側の建物に、
朝日新聞の記者で、ゾルゲ事件で逮捕された尾崎秀実が住んでいました。
この近くには、吉行エイスケも住んでいました。
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作家魯迅が晩年暮らした住居も近所です。
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住居を転々とした魯迅が二番目に暮らしたラモス・アパート。
内山完造名義の部屋だったそうです。
このすぐ近くに内山書店跡地もありました。
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この、ラモス・アパートの斜向かいにある建物。
これが日本海軍上海陸戦隊本部だったビルです。
残っていました・・・見張り台もありました。
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                               つづく
by nonkinaahiru4 | 2007-05-05 13:05 | {ヒヨコ}上海租界の旅
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