妹
からDVDを借りたので観ました。
妹
曰く、
Hi〜坊の付き添いで映画館に観にいき、
子供向けの映画だろうな・・・と思って観ていたら
途中から号泣してしまった。。。
という映画。
『パコと魔法の絵本』
泣く
泣く
泣く
<お話>
変な人ばかりが集まっている病院。
変な医者・・・ピーターパンの格好をしている(上川隆也)
変な看護士・・・ヤンキー看護士(土屋アンナ)、顔が怖い看護士(小池栄子)
変な人たち・・・
元・名子役で大人の俳優に脱皮できず
入退院を繰り返す自暴自棄な男(妻夫木聡)
消防車に轢かれた間抜けな消防士(劇団ひとり)
ジュディ・オングが大好きなオカマ(國村隼)
銃で撃たれたヤクザ(山内圭哉)
風変わりな男(阿部サダヲ)
一代で会社を築いた嫌われ者の偏屈ジジイ(役所広司)
偏屈ジジイの甥で怖い顔の看護士の夫(加瀬亮)
そして、
一日しか記憶を保てない少女・パコ(アヤカ・ウィルソン)
パコと、役所広司演じる大貫さんが出会うことで
印象的なシーンが何度も訪れるこの映画。
一日しか記憶を保てない・・・ということから、
同じセリフ、同じ動作が繰り返し出てくるので
子供向き?かと思いきや、
大人が見ると、これらは涙なくしては見られない映画となっているのです。
ママから7歳のお誕生日にもらった絵本を毎日読むパコ。
「ゲロゲーロ、ガマの王子はわがまま王子」
このセリフを、2度目、3度目に聞くころには、
もうティッシュを握りしめていました。
この映画で印象に残ったセリフがあります。
偏屈ジジイの大貫が大泣きしてしまいます。
「生まれて初めて泣いたから、涙の止め方がわからない。
どうしたら涙は止まるんだ?」
大貫は医者に尋ねます。すると、医者は
「簡単なことですよ、沢山泣けば、涙は止まります」と答えるのです。
最近、大人の・・・というか男の映画ばかり観ていた私。
久しぶりに映画を観て涙を沢山流しました。
あと、この映画がどんな映画なのかを知らずに観始めて、
出演者の中に妻夫木クンの名前が入っていたのに、
ずーっと、どこに出てきているのか気づきませんでした。
それほど、妻夫木クンが分かりません
なぜなら、こんなに汚い妻夫木クンって珍しい。
上の写真の最後列、右から3番目です。わっかんね〜〜。
去年、実物の妻夫木クンに遭遇して以来、ファンになってしまった私。
美しいばかりじゃない、こんな妻夫木クンに出会えたのも嬉しかったな。