お料理に使うお砂糖を
「上白糖」から「てんさい糖」に切り替えて2年ほど経ちます。
上白糖は、南国で作られる「サトウキビ」が原料、
てんさい糖は、北国で作られる「てんさい」(砂糖大根)が原料。
てんさい糖には、ビフィズス菌を増やす
オリゴ糖が豊富に含まれていること、
カリウムがサトウキビより豊富なことが主な理由です。
カリウムは夏バテ予防に効果的だし、
てんさいは、寒冷地で作られるため体を温める作用もあるので
私のような寒がりには合っているようです。
お料理に使ったときの味も好きで、
上白糖より甘すぎず、
香りのよさと、深みが出るので気に入っています。
ただ、色が茶色いので綺麗な色でお料理を仕上げたい場合は
上白糖の方がいいのかな・・・と思います。
今日は、バターロールを焼きました。
上白糖からてんさい糖に切り替えてからは初めてのバターロール。
(シュトーレンや食パンなどは深みが出て結構美味しくできました)
さて、どんな味でどんな色に仕上がるのかな?
発酵時の膨らみは上白糖より弱いです。
外から見た感じでは分かりにくいですが、中は薄茶色でした。
味の方は、上白糖で作ると甘くてフワフワに焼きあがるのですが、
てんさい糖で作ると甘さは抑えられて、
フワフワにはならずに噛み応えが出て、
噛めば噛むほど深く控えめな(変な表現かな)甘さが出てくるパンになりました。
私はフワフワなパンより、歯ごたえのあるパンの方が好きなので
満足していま〜す。